2023年1月5日 (仮訳)トルコ新産のハラタケ類、Callistosporium luteo-olivaceum Kaygusuz, O. & Şengül Demirak, MŞ. 2022. Callistosporium luteo-olivaceum (Callistosporiaceae: Basidiomycota), an agaric new to Türkiye. Anatolian Journal of Botany. Avaialble at: https://dergipark.org.tr/en/pub/ajb/issue/68206/1014854 [Accessed January 5, 2023] 【R3-10213】2023/1/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコ、ムーラ県からCallistosporium luteo-olivaceumをトルコ新産種として報告した。 本種は固有種のLiquidambar orientalis林から初めて報告され、レッドリストへの掲載が提案された。 本種との同定は形態形質のほか分子系統解析の結果からも確かめられた。 (トルコ新産種) Callistosporium luteo-olivaceum (Berk. & M.A. Curtis) Singer ヒメキシメジ 【よく似た種との区別】 Callistosporium elegans ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が紫ワイン色~紫色 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり縁シスチジアが円筒状で偽頭状~2裂する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Callistosporium graminicolor ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子実体のサイズが小さい 本種と異なり襞がKOHで暗い帯赤色~暗い帯赤褐色 本種と異なり柄がKOHで暗い帯赤色~暗い帯赤褐色 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Callistosporium pinicola 針葉樹と関係を持つ ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子実体のサイズがやや小さい 本種と異なり傘が鮮やかな黄褐色、橙褐色、さび褐色~赤褐色 本種より担子胞子のサイズが顕著に小さい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Callistosporium elaeodes 形態的に類似している 本種と異なり針葉樹ではなく広葉樹などに生じる 本種より子実体のサイズが小さい 本種と異なり傘が明オリーブ緑色 本種より襞が厚い 本種と異なり襞が緑黄色およびオリーブ褐色 本種より担子胞子のサイズが大きい